2016年 03月 05日
Gustavo Dudamel |
バークレー大学で行われたLAフィルハーモニーの指揮者、Gustavo Dudamelのマスタークラスに行ってきました。愛情、愛嬌たっぷりの人柄で来ている人達の心を鷲摑み。。。
自分は英語が苦手だと言ってましたが、あんなに素敵に表情豊かに、言葉少なく心に響くようなコミュニケーションが出来る、、、指揮者ってコミュニケーション力がとても大事なんだなあっとつくずく思いました。
バークレー大学の指揮を学んでる学生3人が、dudamelのアドバイスの元、どんどん音に色が付け加えられ音楽が鮮やかになっていき、dudamelが魔法の杖を持った魔法使いのように見えました。マスタークラスはお昼時間をまたいで2回に分けて行われたのですが、お昼休みもランチも取らずに、芝生の上でたくさんの学生に囲まれて語り合い。。こういう人柄も大人気の秘訣なんだろうな。。
Dudamelはシモン・ボリバル・ユース・オーケストラ・オブ・ベネズエラの指揮者としても知られています。エルシステマという地元ベネズエラ発祥の音楽教育プログラムがあり、放課後に子どもたちを音楽に従事させることで犯罪から守る役割を果たしているそうです。dudamelもエルシステマで学んだ一人です。そのプログラムで学んだ子供達が大きく成長しシモン・ボリバル・ユース・オーケストラ・オブ・ベネズエラとしてdudamelが指揮者として各国でツアーが行われ人々を感動させました。
そのシモン・ボリバル・ユース・オーケストラ・オブ・ベネズエラがdudamelと共に12月にバークレーに来て、グリークシアターでベートーベンの第九を演奏しました。家族みんなで行ってきました。下の娘もベートーベンは大好きなので、長いコンサートでしたが夢中で聴いていました。圧倒的な力強さで体が震えるほど感動しました。。。
by pearblossom
| 2016-03-05 19:26
| 音楽